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09月05日-02号

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  1. 市貝町議会 2022-09-05
    09月05日-02号


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    令和 4年  9月 定例会(第5回)       令和4年第5回市貝町議会定例会(第2号)              令和4年9月5日(月曜日)午前10時開議出席議員(11名)    1番  荒井和一議員  2番  石井 豊議員    5番  豊田 功議員  6番  園部弘子議員    7番  川堀哲男議員  8番  小塙 斉議員    9番  小沢岩夫議員 10番  山川英男議員   11番  高徳義男議員 12番  小泉栄一議員   13番  和久和夫議員欠席議員(1名)    3番  関澤正一議員-----------------------------------説明のための出席者  町長        入野正明   教育長       小森祥一  総務課長      軽部 修   企画振興課長    金田道宙  税務課長      滝田弘行   町民くらし課長   國井美由紀  健康福祉課長    小森末夫   農林課長      平野修身  建設課長      久保孝幸   会計課長      横山昌夫  こども未来課長   川上和幸   生涯学習課長兼国体推進室長                             渡邉隆憲-----------------------------------本会議の書記  事務局長      関澤孝浩   次長        小林敏章-----------------------------------付議事件  別紙のとおり開議宣告  午前10時00分            議事日程(第2号)第1 認定第1号 令和3年度市貝町一般会計歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第2 認定第2号 令和3年度市貝町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第3 認定第3号 令和3年度市貝町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第4 認定第4号 令和3年度市貝町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第5 認定第5号 令和3年度市貝町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第6 認定第6号 令和3年度市貝町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第7 認定第7号 令和3年度市貝町奨学金貸与費特別会計歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第8 報告第4号 令和3年度健全化判断比率及び資金不足比率について第9 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて第10 議案第37号 市貝町固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて第11 議案第38号 市貝町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について第12 議案第39号 市貝町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について第13 議案第40号 令和4年度市貝町一般会計補正予算(第4号)第14 議案第41号 令和4年度市貝町介護保険特別会計補正予算(第1号)----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(山川英男)  ただいま出席している議員は11名であります。定足数に達しておりますので、直ちに会議を開きます。                         (午前10時00分)----------------------------------- △認定第1号~認定第7号の一括上程、説明 ○議長(山川英男)  日程第1、認定第1号「令和3年度市貝町一般会計歳入歳出決算認定について」、日程第2、認定第2号「令和3年度市貝町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」、日程第3、認定第3号「令和3年度市貝町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」、日程第4、認定第4号「令和3年度市貝町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」、日程第5、認定第5号「令和3年度市貝町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」、日程第6、認定第6号「令和3年度市貝町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」、日程第7、認定第7号「令和3年度市貝町奨学金貸与費特別会計歳入歳出決算認定について」の以上認定7件を一括議題といたします。 直ちに町長の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  ただいま一括上程されました認定第1号「令和3年度市貝町一般会計歳入歳出決算認定について」、認定第2号「令和3年度市貝町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」、認定第3号「令和3年度市貝町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」、認定第4号「令和3年度市貝町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」、認定第5号「令和3年度市貝町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」、認定第6号「令和3年度市貝町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」、認定第7号「令和3年度市貝町奨学金貸与費特別会計歳入歳出決算認定について」、順を追ってご説明いたします。 令和3年度の決算につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の下で、感染拡大防止対策や緊急経済対策を優先するとともに、各種行事の自粛の中にあっても、町主催イベント開催基準に従い、各種計画に掲げた諸施策を一つでも多く執行できるよう努力いたしました。 初めに、認定第1号「令和3年度市貝町一般会計歳入歳出決算認定について」ご説明申し上げます。 令和3年度の一般会計歳入決算額は、前年度と比較いたしまして8.9%減の64億8,431万3,100円、歳出決算額は14%減の55億7,831万8,323円でありました。前年度は1人10万円を給付した特別定額給付金事業が約11億円を超えていたため、歳入歳出の大幅な減額の要因となりました。 また、歳入歳出差引残額9億599万5,000円から令和4年度へ繰り越すべき財源9,659万9,000円を控除した実質収支は8億939万6,000円となりました。 初めに、歳入から申し上げます。 1款町税は、感染拡大による企業収益の落ち込みが影響し、前年度と比べ6.4%、約1億4,000万円の減収となりました。なお、徴収率は前年度から0.2ポイント下がり、96.2%となりました。 11款地方交付税の収入の内訳は、普通交付税が10億5,384万円、その他が特別交付税となっており、このうち普通交付税については、法人税減収に伴う基準財政収入額の減に加え、臨時経済対策等による追加交付があり、約4億円の増額となっております。 15款では、ワクチン接種や子育て世帯への臨時特別給付金に関する国庫支出金が計上されております。 16款は、障害者や児童等に対する社会保障費負担金及び多面的機能支払交付金等農業費補助金などです。 22款は、辺地地区の道路改良事業及び芝ざくら公園整備事業に充当した辺地対策事業債等の3件です。 次に、歳出について申し上げます。 2款総務費は、将来負担に備えた各種基金の積立金が増額しました。 3款では、感染症の影響を大きく受けている子育て世帯や低所得世帯に対し、国庫補助金を活用し、経済的支援を実施いたしました。 4款は、ワクチン接種に係る経費が増加しました。 6款では、農道整備事業椎谷地区土地改良事業等などの農業基盤整備に係る経費等を支出いたしました。 7款は、各種観光イベント等を縮小または中止しましたが、企業支援として感染症拡大防止対策補助を実施したほか、プレミアム商品事業を拡充するなどの対策を講じました。 8款では、町道赤羽工業団地線や塩田・続谷線などの改良事業を実施したほか、子育て世帯からの要望の多かった大型複合遊具をさわやか広場に設置いたしました。 9款は、常備消防に対する負担金など、10款では、小学校給食調理室改修事業、中央公民館床張り替え事業などの教育施設の環境改善を実施しました。 12款公債費は、元金59件、利子68件を償還したものであり、令和3年度末の元金残高は約34億4,600万円となっております。 13款は、施設型給付費の不足額や、成人式の参加者に対しPCR検査を行い、その費用等、計9件に充用いたしました。 以上が令和3年度市貝町一般会計歳入歳出決算の概要でございます。 続きまして、認定第2号「令和3年度市貝町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」ご説明します。 令和3年度の収入済額は12億2,073万7,278円、支出済額は11億4,718万1,923円であり、執行率は97.88%となっています。 まず、歳入について申し上げます。 1款保険税では、収納率76.48%となっています。 4款、新型コロナウイルス感染症による国保税減免分の補助金の収入です。 5款は、保険給付費に対する交付金等で、7款は、国及び県の保険基盤安定負担金を含めた一般会計からの繰入金、9款は、延滞金や第三者納付金等の返納金です。 次に、歳出について申し上げます。 1款は、事務費等、2款は、被保険者の療養給付費等の支出でございます。 3款は、財政運営主体が県となったことによる県への納付金でございます。 6款は、特定健診事業等に要する経費であり、7款は、基金の利子等で、9款は、被保険者への国民健康保険税還付金等の支出です。 10款予備費は、過年度分の国保税還付金として27件分、45万2,000円を充当しました。 以上が令和3年度市貝町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の概要でございます。 認定第3号「令和3年度市貝町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」ご説明いたします。 令和3年度の収入済額は1億837万604円、支出済額は1億650万4,309円となり、執行率は94%となりました。 初めに、歳入について申し上げます。 1款は保険料で、収納率は99.11%でした。 4款は、保険料の軽減に伴う一般会計からの繰入金等でございます。 6款は、延滞金や過年度分の保険料精算金の収入です。 次に、歳出について申し上げます。 1款は事務経費であり、2款は納付保険料及び保険基盤安定繰入金分後期高齢者医療広域連合へ納付したものです。 3款は、令和3年度から開始しました高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業に伴う健康状態が不明な高齢者宅への訪問調査委託料で、4款は、過年度分の保険料還付金の支出です。 5款予備費は、過年度分の保険料還付金として30件分、24万5,000円を充用しました。 以上が令和3年度市貝町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の概要でございます。 続きまして、認定第4号「令和3年度市貝町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」ご説明します。 初めに、保険事業勘定の決算から説明します。 令和3年度は第8期計画の1年目でしたが、前年度の決算と比べますと、歳入では5.1%の増、歳出においても4.2%、約3,996万円の増額となりました。介護サービスの利用者増に伴い、保険給付費が約2,117万円増加したことと、基金積立金として約3,100万円を支出したことが主な理由です。 なお、令和4年3月末の第1号被保険者数は3,514名となり、前年度より59名増、要介護・要支援認定者数は568名で、19名増となりました。 初めに、歳入について申し上げます。 1款保険料では、第1号被保険者からの介護保険料で、収納率は98.7%でした。 2款は、督促手数料、3款から5款までは、保険給付費に要する経費に対する国や県の定率負担分や、社会保障診療報酬支払基金が徴収した第2号被保険者からの介護保険料が町に交付されたものです。 6款は、基金の預金利子7款では、一般会計からの繰入れでございます。 8款は繰越金で、9款は、介護保険料の延滞金収入です。 次に、歳出について申し上げます。 1款総務費は、事務や賦課徴収及び介護認定審査等に要する経費です。 2款保険給付費は、歳出総額の91%を占め、特に施設入所サービス費が大きく伸びています。 3款は、基金へ利子分4款は、介護予防の事業地域包括支援センターの運営費です。 5款は、令和2年度の精算確定による支払基金及び国、県、町一般会計に対する返還金でございます。 6款予備費は、支出ありませんでした。 次に、介護サービス事業勘定について申し上げます。 予算額370万円に対する歳入決算額は899万4,563円、歳出決算額は180万7,099円となり、実質収支額は718万7,464円で、令和4年度へ繰り越しました。 初めに、歳入から申し上げます。 1款サービス収入は、ケアプラン作成料の収入です。 2款は、前年度からの繰越金です。 次に、歳出について申し上げます。 1款総務費は、地域包括支援センターの活動事務経費、2款は、介護予防サービス計画を作成する事業者への委託料です。 以上が令和3年度市貝町介護保険特別会計歳入歳出決算の概要でございます。 続きまして、認定第5号「令和3年度市貝町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」ご説明申し上げます。 令和3年度における農業集落排水処理施設の利用戸数は、鴻之宿地区で119戸、処理人口は330人、また赤羽西南地区では373戸、1,148人でございます。 本会計の歳入合計は8,680万5,176円、歳出合計は8,211万1,922円で、予算に対する執行率は96.6%でした。 初めに、歳入について申し上げます。 1款は、処理施設の使用料として、それぞれ504万834円、1,666万7,047円の収入がありました。 3款は、町債の償還金に充当するため、一般会計からの繰入金です。 6款は、公営企業会計移行業務に対して借入れしたものでございます。 次に、歳出について申し上げます。 1款は、使用料賦課徴収、施設の維持管理費用などでございます。 2款は、平成元年度から令和2年度までに借り入れた起債11件の元金及び12件の利子の償還金でございます。 以上が令和3年度市貝町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の概要でございます。 続きまして、認定第6号「令和3年度市貝町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」ご説明申し上げます。 平成17年より使用開始した公共下水道事業は、多田羅及び赤羽地区まで延伸し、現在105.3ヘクタールで処理を行っています。 本会計の歳入合計は2億4,179万8,900円、歳出合計は1億8,412万6,737円で、執行率は96.7%となりました。 初めに、歳入について申し上げます。 1款は、77世帯分の受益者負担金。 2款は、下水道使用料などです。 3款は、赤羽地内の舗装復旧工事及び下水道事業計画変更業務に対する国庫補助金、4款は、町債の返還金に充当するため、一般会計より繰入れしたものです。 6款は、消費税還付金や東京電力からの賠償金等で、7款は、工事費及び公営企業会計移行業務に対して借り入れたものです。 次に、歳出について申し上げます。 1款は、使用料賦課徴収公営企業会計移行に対する業務委託料、施設の維持管理料並びに赤羽地内の舗装復旧工事費などです。 2款は、平成10年度から令和2年度までに借り入れた起債31件の元金及び33件の利子の償還金です。 以上が令和3年度市貝町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の概要でございます。 最後に、認定第7号「令和3年度市貝町奨学金貸与費特別会計歳入歳出決算認定について」ご説明申し上げます。 まず、歳入総額は930万1,838円に対し、支出済額は345万4,082円で、執行率は37.1%でございました。 初めに、歳入について申し上げます。 1款償還金収入は、現年度分が34名、過年度分が2名でした。 2款以降は、奨学基金への利子や一般会計からの繰入金、令和2年度からの繰越金でございます。 次に、歳出について申し上げます。 1款総務費は、奨学金貸与に係る事務的経費並びに基金への積立金、2款は、大学生1名及び高校生1名に貸与した奨学金でございます。 以上が令和3年度市貝町奨学金貸与費特別会計歳入歳出決算の概要でございます。 以上、各会計ごとにご説明申し上げましたが、詳細につきましては、予算執行状況報告書をご覧ください。 なお、決算に当たりましては、過日、監査委員の審査をいただいております。審査結果につきましては、決算審査意見書のとおりでありますが、ご指摘いただいた点は、今後の財政運営等に十分反映させてまいりたいと存じます。 よろしくご審議をいただき、本決算が認定されますようお願い申し上げます。 ○議長(山川英男)  ただいま町長の説明が終わりましたので、これから水沼代表監査委員より決算審査について意見を求めます。 水沼誠代表監査委員、登壇願います。          (代表監査委員 水沼 誠 登壇) ◎代表監査委員(水沼誠)  決算審査報告を申し上げます。 去る7月26日、28日、29日、8月1日及び2日の5日間にわたり決算審査を行いましたので、その結果について申し上げます。 令和3年度一般会計、特別会計の歳入歳出決算について関係諸帳簿、証拠書類を慎重に審査し、併せて関係課局長及び課長補佐、係長から説明を求め審査を行いました。 その結果、令和3年度の一般会計及び特別会計の総計決算額は、歳入91億9,913万3,000円、歳出は80億9,928万9,000円であり、形式収支額は10億9,984万4,000円、実質収支額は10億324万4,000円となりました。 各会計とも、出納閉鎖の時期は適正であり、決算書を調製して法定期日までに提出されました。係数等に誤りはなく、各会計とも黒字決算でありました。予算執行状況についてもおおむね適正であると認められ、全般的に健全な行財政運営がなされていたものと判断いたしました。 予算の執行に当たり、収支の均衡を維持しながら財政を運営すべく努力された結果であると考えられます。今後とも必要なものへの目配りと有用性に十分配慮しながら、効率的な運営を望むものです。 まず、一般会計から申し上げます。 審査意見書3ページをご覧ください。 令和3年度の一般会計は、歳入64億8,431万3,000円、歳出は55億7,831万8,000円であり、形式収支額は9億599万5,000円、繰越明許費を控除した実質収支額は8億939万6,000円となりました。 歳入は、前年度と比較して8.9%に当たる6億3,266万4,000円の減となりました。また、自主財源比率は、5ページに記述しておりますが、前年度より1.7ポイント増加し、47.2%となり、依存財源比率が52.8%となりました。 次に、6ページ、財政分析指標を見ますと、財政力指数は前年度から0.07ポイント下がり、0.74となっております。平成29年度以前からも、ほぼ横ばいの状態で0.7台から0.8台で推移しており、おおむね良好であると判断いたします。 経常収支比率については、財政構造の弾力性を図る指標として用いられているもので、81.3%となっています。比率が低いほど、普通建設事業費等の臨時的経費に充当できる一般財源に余裕があることを示しています。今後も引き続き経費の節減に努められるようお願いするところです。 また、実質公債費比率は5.6%となり、前年度と同率となっています。平成29年度からの推移を総合的に見ますと、公債費比率に対する努力と配慮がうかがえ、今後も継続した努力を望むものです。 将来負担比率は、将来負担額を充当可能財源等が上回ったため、比率は算定されませんでした。将来の負担に備えて基金残高を確保するとともに、事業全体の見直しなどを行い、無理な負担を将来に残さないよう計画的な起債発行に努めていただきたいと思います。 次に、7ページになりますが、歳入のうち町税の収納状況は、下段の表のとおり、収納率は前年度から0.2ポイント減少し、96.2%となっているものの、督促などの徴収対策、栃木県真岡県税事務所との連携の成果が表れているものと判断します。 未収入額は約7,379万円であり、税負担の公正かつ公平性の確保と行政に対する信頼性の観点からも、継続した滞納対策を望むものです。 8ページの歳出においては、③のイで記述しております。予算流用は45件、806万5,000円となり、前年度と比較した流用件数は13件の増でありました。 また、予備費の充当は9件、335万5,000円支出されております。予算の変更については議会の承認が基本であり、特例的な措置であるため、充用に当たってはより慎重に行ってください。 次に、ロの資金前渡については103件であり、前年度と比較し、11件の減となっています。精算までに2か月以上の期間を要したものが1件ありましたので、支払い完了後、速やかに精算されますよう心がけてください。なお、正当債権者への支払い及び精算は適正に行われていました。 続くハの不用額については5億529万円で、繰越額を差し引くと2億7,605万7,000円余りとなりました。予算の承認を求めた議会に対する審議と相互牽制を働かせるためにも、決算見込みが確定した後、執行残の大きなものについては減額補正すべきと考えます。 次に、特別会計について申し上げます。 特別会計は、審査意見書の9ページから11ページにかけて述べてありますが、おおむね適正であったと認めます。国民健康保険特別会計の保険税の収納率は対前年度比2ポイント増え、未納額も減少し、徴収努力がうかがえます。 また、農業集落排水事業特別会計、公共下水道事業特別会計においても、管理運営の基本となる使用料の滞納が見られます。負担の公平性の確保と受益者負担の原則の観点から、引き続き、積極的な未納者対策を望むものであります。 次に、11ページ下段にあります公有財産について申し上げます。 土地・建物、有価証券、出資による権利及び物品等について、いずれも関係書類と符合しており、正確でありました。 なお、普通財産は町民から負託された貴重な財産であり、町民のための財産であることを念頭に、未利用財産等全ての財産について、長期的な視野の下、新増設及び廃棄により統廃合するもの、長寿命化計画により維持管理することが適切なもの、使命を終えて廃止処分するものを十分に検討の上、計画的な遂行を望むものです。 続いて、12ページの基金について申し上げます。 特定目的のために財産を維持し基金を積み立てる基金15件は、審査意見書において述べましたが、目的に沿った確実な運用がなされているものと認めます。 最後に、いまだ収束が見えない新型コロナウイルス感染症の感染拡大に加えて、ウクライナ情勢の長期化は本町においても経済活動や社会活動に甚大な影響を与えており、景気はなお一層厳しくなるものと思われます。 市貝町の財政状況は、少子高齢化の進展に伴う社会保障関連費の増加や、公共施設の経年劣化による維持管理費の増大により年々厳しさを増しており、さらなる財源の確保が必要となります。国や県の補助事業を最大限活用しながら、町税をはじめとした自主財源の確保に努め、町民の生命や生活を守る迅速な取組に期待してやみません。 今後とも町民に対する情報提供と説明責任を果たし、町民満足度の高い行政サービスを的確に提供し、町民福祉のさらなる向上を図られますようご期待申し上げ、決算審査の意見といたします。 令和4年9月5日、市貝町代表監査委員、水沼誠。 ○議長(山川英男)  監査委員には、猛暑の中、長期にわたり決算審査に当たられ、大変ありがとうございました。 水沼代表監査委員、自席へお戻りください。 ここでお諮りいたします。ただいま議題となっております認定第1号から認定第7号までの令和3年度市貝町一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定については、議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  異議なしと認めます。 したがって、認定第1号から認定第7号までの令和3年度市貝町一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定については、議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査をすることに決定いたしました。 ただいま議員全員で構成する決算審査特別委員会が設置されましたが、正副委員長が共に決定しておりませんので、委員会条例第8号第1項の規定により、議長名をもって、本日、本議会終了後に決算審査特別委員会を全員協議会室において招集いたします。----------------------------------- △報告第4号の報告 ○議長(山川英男)  日程第8、報告第4号「令和3年度健全化判断比率及び資金不足比率について」を議題といたします。 報告書の朗読を省略し、町長から報告を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  報告第4号「令和3年度健全化判断比率及び資金不足比率について」ご説明申し上げます。 お手元に配付のとおり、報告書では、令和3年度の実質公債費比率は起債の元利償還金や、それに準ずる公営企業や一部事務組合に対する支出額が増加した一方で、分母となる標準財政規模も増大したため、前年度と同じ値となりました。 また、将来負担比率は財政調整基金等の基金残高が増加したことに加え、農業集落排水及び公共下水道事業特別会計の地方債残高が減少したこと等により前年度から大幅に改善し、当該比率の算定が制度化されて以来、本町初めての該当なしとなりました。 なお、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、一般会計及び各特別会計において赤字を生じていないため、該当はございません。同様に、資金不足比率についても、公営企業会計である公共下水道事業及び農業集落排水事業の特別会計において資金不足を生じていないため、該当はございませんでした。 以上の各比率から、本町の財政状況は健全段階にあると判断できますが、今後とも堅実な行財政と財政の健全化に努めてまいります。 なお、本件につきましては、過日、監査委員の審査に付し、別紙のとおり意見書が提出されておりますことを申し添え、ご報告とさせていただきます。 ○議長(山川英男)  ただいま町長より説明がありました報告第4号「令和3年度健全化判断比率及び資金不足比率について」は、報告でありますので、質疑及び採決は行いません。----------------------------------- △諮問第1号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(山川英男)  日程第9、諮問第1号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」を議題といたします。 本件について諮問理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  諮問第1号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」提案理由を申し上げます。 人権擁護委員の推薦につきましては、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、当該市町村の議会の議員の選挙権を有する住民で、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある者の中から、議会の意見を聞いて、法務大臣に候補者を推薦することとなっております。 また、任期につきましては、3年と定められております。 現在、本町では、4名の方が法務大臣から委嘱を受けて人権擁護委員として活躍されていますが、令和4年12月31日をもって、文谷の梅壽光殊氏の任期が満了となることから、引き続き人権擁護委員として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものでございます。 梅壽光殊氏は、経歴書にありますように、地元で接骨院を開業する傍ら、町内外の福祉施設の機能訓練指導員としても活躍されております。また、市貝町介護認定審査委員、市貝町国民健康保険運営協議会委員に携わるなど、性格は温厚にして識見も高く、今後、人権擁護委員として人権思想の普及高揚に尽力され、人権擁護行政の重要な一翼を担っていただける適任者として期待できる方と考えております。 よろしくご審議の上、梅壽光殊氏を推薦することにご賛同いただけますよう諮問する次第でございます。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 川堀議員。 ◆7番(川堀哲男)  今回人権擁護委員ということで、梅壽さんが継続してやってくださるということであって本当にありがたいことだなと思っております。 それでちょっと質問させてもらいますけれども、町の人権擁護委員の制度というのは、だんだん撤廃していって個人から今度組織間に、そういった方向性を持っていくなんていうお話を聞きましたけれども、町としてはどのように考えているのか伺いたいと思います。 ○議長(山川英男)  國井町民くらし課長
    町民くらし課長(國井美由紀)  ただいまのご質問に対してお答えいたします。 法務省などのホームページなどを見ますと、人権擁護委員に対しておっしゃるとおり、組織化したほうがいいとか様々な意見が載ってございます。 ただし、町としましては、現在のやり方を継続して様子を見ながら、今の4人の委員さんで続けていこうということで考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功。 せっかくの機会ですので、発言させてください。 梅壽光殊さん、適任だと私は思っております。せっかくの機会ですので、ほかの3名のお名前を確認させてください。 ○議長(山川英男)  國井町民くらし課長。 ◎町民くらし課長(國井美由紀)  ただいまのご質問に対しましてお答えいたします。 梅壽さんのほかは、続谷の軽部文子さん、上根の関戸惠子さん、赤羽の水沼孝明さんの全員4名となっております。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですね。          (「はい、分かりました」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  今、同僚議員から梅壽さんのほかの方の3名ということでお名前の件とかありましたが、この梅壽さんについては平成26年からということで、随分長く人権擁護委員さんをやられて大変ご苦労であるなと思っているところでありますが、任期が3年ということで、ほかの方については何年ぐらいやっているのか、その任期はいつまでなのかについて、お聞きをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(山川英男)  國井町民くらし課長。 ◎町民くらし課長(國井美由紀)  ただいまのご質問に対しましてお答えいたします。 梅壽さんは今3期目で、次が4期目でやっていただいております。人権擁護委員さんの中でもお若いので、これからも活躍していただけると考えております。 ほかに、軽部様は現在2期目でございまして、令和6年3月31日までです。関戸さんに関しましては現在1期目で、令和6年3月31日まで、赤羽の水沼さんに関しましては現在3期目で、令和6年6月30日が期限となっております。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 ここでお諮りいたします。本件について、議会の意見は適任としたいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  異議なしと認めます。 ここで暫時休憩いたします。                         (午前10時53分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  再開いたします。                         (午前10時56分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  諮問第1号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」は、お手元に配付しました意見書のとおり適任と決定いたしました。----------------------------------- △議案第37号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第10、議案第37号「市貝町固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略し、本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第37号「市貝町固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて」、提案の趣旨をご説明申し上げます。 固定資産評価審査委員会は、地方税法第423条第1項及び市貝町税条例第77条の規定により、固定資産課税台帳に登録された価格に関する不服を審査決定するための機関として設置されております。 委員会の委員は3名で、地方税法第423条第3項の規定により、町税の納税義務がある者等のうちから議会の同意を得て選任するものであります。 現在の委員は、赤羽の菅谷正明氏、上根の小松幸一氏、続谷の大瀧信夫氏でございますが、このうち大瀧信夫氏が9月30日をもって3年の任期が満了となりますので、大瀧信夫氏を委員に再任いたしたく提案するものでございます。 大瀧氏の経歴につきましては、別紙資料のとおりでありますが、同氏は町政全般にわたり識見も高く、人格も温厚篤実であり、また地域の信望も厚く、委員として適任者であると確信しております。 よろしくご審議の上、原案のとおり同意くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 川堀議員。 ◆7番(川堀哲男)  今回も大瀧さんが継続してやってくださるということで、本当にありがとうございます。 ここで聞いていいんだかちょっと分かんないんですけれども、固定資産評価委員は不服があったときに審査する機関だということは重々知っておりますけれども、土地の評価額というのは3年に一度見直されているのかなと思います。 そこで、この市貝町にとっても、3つに分けて南、中、北と分かれるとして、地価の変動、そういうのは見受けられるのか、固定資産税もそれほど変わんないのか、そこら辺のところ1点聞かせていただければありがたいなと思います。お願いします。 ○議長(山川英男)  滝田税務課長。 ◎税務課長(滝田弘行)  ただいま川堀議員さんからのご質問についてお答えいたします。 地価の変動ということで、議員さんご指摘のとおり、こういった地価の固定資産については3年に一度の評価替えというのを行っております。 市貝町についても、専門の固定資産評価委員による評価を行っておりまして、市貝町も地域の特異性、南、中、北によっておのおの土地の選定などを行って評価などを進めているところでございますが、地価の変動等については、市貝町も国・県の例に漏れず、なかなか都市部に比べましてこういった地域ですと、地価についてはやはり減少傾向が見られるということで、市貝町につきましても、そちらにつきましては、その土地の取引状況などを踏まえた形の評価替えを進めているところでございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 この市貝町固定資産評価審査委員会3名、その年間の活動の予定であるとかそういうことについてお聞きをしたいんですが、例えば、先程同僚議員からの質問で3年に一度評価替えをするというようなこともありましたので、そういったもの、評価替えとかについての研修であるとかそういったものがあるのかと、それと町民から不動産の価格に対して不服とか申立てとか、そういった相談が何件かあったかどうかについてもお聞きをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(山川英男)  軽部総務課長。 ◎総務課長(軽部修)  それでは、ただいまのご質問に対し、お答えをいたします。 固定資産評価審査委員会は年1回開催しております。それで、土地等の縦覧帳簿の縦覧の結果及び固定資産税の課税状況について説明をしております。 不服審査につきましては、ここ10年間、申出がありませんので、不服審査の申出による固定資産評価審査委員会は開催しておりません。 縦覧帳簿と先程ご説明申し上げましたが、縦覧期間が令和4年度の場合には4月1日から5月31日まで縦覧をしております。で、記載事項の疑問点はその都度、税務課に問合せをして評価について説明を受けているため、納税者は納得して不服審査までには至らないと推測しております。 また、固定資産の評価基準につきましては、税務課で評価するものですから、固定資産評価委員さんが評価するものではありません。 答弁は以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第37号は、人事案件でありますので、討論を省略し直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  異議なしと認めます。 これから議案第37号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意する賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(山川英男)  起立全員であります。 したがって、議案第37号「市貝町固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて」は、原案のとおり同意することに決定いたしました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は11時20分とします。                         (午前11時06分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  再開いたします。                         (午前11時20分)----------------------------------- △議案第38号、議案第39号の一括上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第11、議案第38号「市貝町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について」、日程第12、議案第39号「市貝町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」を一括議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  ただいま一括上程されました議案第38号「市貝町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について」、議案第39号「市貝町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」、関連しておりますので、一括して説明申し上げます。 今回の改正は、少子高齢化の進展や生産年齢人口の減少が進む中、育児の事情を有する者も含め、誰もが性別に関わりなく個性や能力を十分に発揮できる社会を実現することが課題となっております。 このような状況から、男性職員による育児の促進や女性職員の活躍促進をさらに進めるため、育児・介護休業法の改正により、令和4年10月1日から男性の育児休業の取得回数制限の緩和に加え、育児参加のための休暇の対象期間の拡大を行うことにより、職員の妊娠、育児等と仕事の両立を支援するものであります。 議案第38号につきましては、配偶者が出産予定または出産後の職員が育児参加のため休暇を取得することについて、出産の日後8週間から出産の日後1年に期間を延長するものです。 議案第39号につきましては、令和4年10月1日から男性の育児休暇取得促進のための出生直後の時期における柔軟な育児休業の取得に関する部分が施行されることに伴い、職員及び非常勤職員の育児休業の取得要件の緩和も併せて改正するものであります。 出産、育児等による職員の離職を防ぎ、希望に応じて男女共に仕事と育児等を両立できるようにするため、子供の出生前後の時期における柔軟な育児休業の枠組みについて整備するものであります。 よろしくご審議の上、原案のとおり可決されますようお願い申し上げます。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 荒井議員。 ◆1番(荒井和一)  1番、荒井和一です。よろしくお願いいたします。 まず、女性の育児休業とパパ育について、この2つについて質問いたします。 先程町長からもお話ありましたように、10月1日に育児休業法が改正されまして、休みを柔軟に取れる、今までは育休1回、産後1回だったのが2回分割して取れると、そのようになりました。 この女性の育休につきましては、平均どのくらいの期間を皆さんが休んでいられるのか、それとその期間の給与体系はどうなっている、それと過去3年ぐらいの実績はどのようになっているのかというのをお伺いします。 あと一つ、パパ育に関しましては、なかなか男性の方の育児休業というのは難しいとは思うんですが、このパパ育も積極的に休業していただいて、女性だけではなく2人で育児をすると、そのような改正事項だと思っておりますので、積極的に取っていただくために、職員の教育などはどのようにしているのかということと、改めてまたパパ育のほう、実績などもその2つ併せて女性の方の育児休業とパパ育の育児休業の2つに関しまして質問させていただきます。 以上です。 ○議長(山川英男)  軽部総務課長。 ◎総務課長(軽部修)  ただいまのご質問に対し、お答えをいたします。 まず、女性職員の産休、育休の取得状況についてですが、女性職員の場合は出産後8週間は産休が取れる制度になっております。 育休についてですが、令和2年度につきましては、対象の女性職員が5名おりました。令和3年度には1名、令和4年度、今年度につきましては5名おります。令和2年度、3年度の育休を取った女性につきましては、平均しますと405日育休を取っております。大体1年と1か月ということになるかと思います。 それから、給与体系についてでございます。 産休の間につきましては、給与の支払いはあります。産んだ後ですと8週間につきましては給与は支払いしております。 その後の育休についてですが、育休に入りますと、180日までは市町村職員共済組合のほうから100分の67、標準報酬日額の100分の67が180日までは支払いされます。それ以降、子供が1歳になるまでは、標準報酬日額の100分の50が支払われることになっております。 また、現在までの男性職員の育児休業の取得状況ですが、最近の数字ですと令和2年度につきましては対象者6名いたのですが、1名の方が2日間取っただけでございました。取得率につきましては16.7%、令和3年度につきましては、対象となる男性職員が2名おりまして、そのうち2人が育児休業を取得しております。取得日数は2人で12日間で、取得率は66.7%となっております。 以上でよろしいでしょうか。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 荒井議員。 ◆1番(荒井和一)  この育児休業法改正のメインは、パパ育に関して休めるようにしようということがメインだと思っております。これはやっぱり大企業などは上からの命令で何か月は休みなさいというような指示を受けて休んでいる社員の方もいらっしゃいます。そういう考え方を公務員の方もしていただけばありがたいなと思っているんですが、その点について、男性の方の育児休業に対する指導などはどのようにしておられるのかお伺いいたします。 ○議長(山川英男)  軽部総務課長。 ◎総務課長(軽部修)  ただいまのご質問に対し、お答えをいたします。 やはり最近、働き方改革の部分も叫ばれておりますし、またパパ育休についても叫ばれています。育休が男性職員でも取りやすいように、制度が毎年変わっているわけでございます。 前回ですと今年の4月1日から一部分施行されまして、また今回、法改正がありまして、10月1日から施行されますので、それに合わせまして町の条例も一部改正していくわけなんですけれども、どちらかといいますと市貝町の職員、数的には決して足りているとは思っておりません。時間外につきましても、多い部署では月に何十時間とやっている部署もありますので、その中で男性職員が育児休業を取るというのはちょっと取りづらい部分もあるかとは思うんですが、少子高齢化のこういう状況の中でそういったことも言っていられませんので、それぞれの職員に広い視野を持っていただいて、寛大な心でそういった職員を受け入れるように指導はしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功です。 まず、38号のほうから確認みたいな質問になっちゃうんですが、よろしくお願いしたいと思います。 要するに休暇ですから、産後8週間から今度は1年、出産日というのは含まれないんですよね、どっちにもね。どっちにも産前にも産後にも含まれないと思いますね、出産日は。その次の日から1年ということなんですが、これは全額支給なんですかね、減額されないで。 で、休暇1年、そうしますとその代わりに年度職員を採用した場合も、やっぱり8週間じゃなくて今度は1年に延びて、それも給料を払うと。そういう採用した場合ですよ。ですから、こういう改定したために大変お金も必要なんですけれども、その給料について、まずお尋ねをいたします。給料関係を。 ○議長(山川英男)  軽部総務課長。 ◎総務課長(軽部修)  ただいまのご質問に対し、お答えをいたします。 議案第38号の市貝町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正につきましては、この中の職員が取れる休暇の種類には年次有給休暇、それから病気休暇、特別休暇、介護休暇等がございます。 今回この条例の一部改正をする部分は、この中の特別休暇になります。で、特別休暇は選挙の行使、結婚、出産等により職員が勤務しないことが相当の場合、取得できる休暇となっております。ですから、この場合には給料の支払いはございます。 それで、先程お話に出ました出産した日は入れないで出産した日の翌日から8週間という計算になってきます。それで今回の条例の改正の中で、一番後ろのところ、ちょっとページ振っていないで申し訳ないんですが、39号のほうの議案、育児休業のほうの議案で新旧対照表の一番後ろのページに育児休業法第2条第1項第1号の人事院規則で定める期間を基準として条例で定める期間というものがございまして、それの第3条の2に育児休業は57日間取れるということになっているんですが、これちょっと考え方が違いまして、8週ですと八七、五十六で56日になるわけなんですが、女性の育休の場合には出産の翌日から8週間で、育児休業につきましては、出産した日を入れて57日間ということになります。 ですから、例えば9月1日にお子さんが生まれたとしますと、それから57日間ですから9月30日、それから10月27日まで取れるということになります。で、産休の場合は生まれた翌日からですから、9月2日からカウントしますので、やはり末日は10月27日ということで同じことになります。 説明は以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  ありがとうございました。 じゃ、今度は39号のほう、先程同僚議員からも質問ありましたのでダブっちゃうかな。男性が取りづらいんですけれども、これは奥さんが他企業でもそれは関係ないですよね。同じ役場職員同士じゃなくても、夫婦は関係なく、奥さんが出産すれば役場職員の男性も育児休業を取れるということを確認したいんですね。 ただ、役場職員同士がこういう事態があって2人で取るということはどうなんですかね。ないと思いますけれども、そこらもちょっと確認したいんですが、この育児休業というのは、先程課長も説明してくださったように、満1歳までは100分の50が出ると、今度2歳となっては、これからは2歳までは出ないと、1歳から2歳の間は出ないということを確認させていただきたいと思うんですが、そこらの説明をもう一度、すみませんね、お手数かけます。 ○議長(山川英男)  軽部総務課長。 ◎総務課長(軽部修)  それでは、ただいまのご質問に対し、お答えをいたします。 確かにこの条文を読んだだけでは、何が書いてあるかちょっと理解できない部分が結構あるんですね。で、ざっくりご説明申し上げますと、現行と改正後で何が違ってくるのかといいますと、父親の育休を取る場合に、今までは出生後57日間には1回しか取れなかったんですね。それが今回の改正によりまして、2回取れるようになったということなんですね。それが出生後57日までの間。 それから、57日から今度子供さんが1歳になるまでの間は、今までですとやはり1回しか取れなかったんですね。で、これからは奥さんの都合に合わせて、子供さんが57日から1歳になるまでの間にも2回取れるということになります。 非常勤職員の場合には、2歳になるまで育休は取れるわけなんですが、今までは、例えば1歳になって保育所に入れませんとか1歳半で保育所に入れませんとか、その時点が1歳と1歳半にもう限られていたわけなんですけれども、その開始時点を柔軟化することによりまして、その間1歳になったとき、1歳半になったときじゃなくても保育所に入れないということになれば育休を取得できると。で、交代で奥さんと旦那さん、交代でも育休は取れますということになります。 あと説明漏れたんですけれども、57日から1歳までの間に夫婦そろって育児休業を取ることも可能です。 以上です。          (「3回目いいですか」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  大丈夫ですよ。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  もう一度だけお願いいたします。 要するに育児休業というのは、先程の例ですと2日取ったとか12日ぐらい取ったとかってありますけれども、育児休業というのは2回取れると言うんですが、休業というと期間を切って休業を取ると、だから1か月間休業したい、そういうのを2回取るとか、要するに日単位でも取れるが期間単位でも2回は取れると。ですから、日単位だというと1日ずつ2回取ったらそれで終わりという解釈なんですかね。 たまたま男性の例ですと、奥さんの都合が悪くて今日はどうしても休業明日取りたいとか、1日だけ、そうしたら1日ずつ2回取ればそれで権限が終わり。 私ら現職の頃、期間で取ってましたよね。1年間とか半年とか、1か月とかって取っていたんですけれども、そういうことじゃなくて2日間取ったとかそういう例があったようなんですが、ちょっとそこらのところ、どうなんですかね。もしあれだったら今じゃなくても構わないです。 ○議長(山川英男)  軽部総務課長。 ◎総務課長(軽部修)  ただいまのご質問に対し、お答えをいたします。 この条例で言っていますのは、あくまでも回数で言っているわけなんですね。ですから、例えば奥さんが子供さんを産んだ日に休みますというのは、もうこれ育児休暇でなくて特別休暇になるわけなんですね。ですから、育児休暇には該当はしてこないと思います。 で、休暇は基本的には1時間、あるいは1日単位で取れることになっていますので、それで取ることも可能なんですが、それで1回にカウントされてしまいますと、職員がちょっと不利になる部分がありますので、やはり基本的には期間を定めてもらって、それで1週間なり、10日なり1か月なり、そういう取り方でお願いはしていこうとは思っています。何か答えになっていないような答弁で申し訳ありません。 以上です。 ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから議案第38号から議案第39号まで順次討論、採決を行います。 採決は1件ごとに行います。 まず、議案第38号「市貝町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第38号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第38号「市貝町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号「市貝町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第39号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第39号「市貝町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第40号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第13、議案第40号「令和4年度市貝町一般会計補正予算(第4号)」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第40号「令和4年度市貝町一般会計補正予算(第4号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれに3,045万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を60億8,674万7,000円とするものでございます。 それでは、歳出について申し上げます。 7ページをお開きください。 2款1項2目では、文書ファイルの保存・廃棄の管理業務において当初見込みより対象ファイル数が多かったため、不足分を追加計上いたしました。7目では、新型コロナウイルスの影響で延期していた町制施行50周年記念式典を11月3日に開催予定し、費用を計上いたしました。 3款1項3目では、介護保険特別会計におけるシステム改修費用の町負担分を繰り出しいたします。 2項1目及び4目保育所費では、コロナ禍の中でも現場で働く放課後児童支援員、保育士、幼稚園教諭の賃金引上げを9月まで実施しておりますが、引き続き来年3月まで延長したく、追加計上させていただきました。 戻りまして、2目児童措置費並びに8ページ上段の6款1項1目農業委員会費は、支給実績に基づき、不用額を返還いたします。5目農地費は、補助件数37件分を見込み、不足額を計上させていただきました。 2項1目では、田野辺地区において1.93ヘクタールの森林環境整備を行う予定で、全額森林環境譲与税を活用していきたいと存じます。 7款1項3目では、本年も芝ざくらまつりが開催できなかったため、不足する指定管理料を追加させていただきます。 9款1項2目では、消防団の充実強化を目的としたモデル事業に選定されましたので、全額国庫補助金にて、消防団の林野火災対応に対する活動備品を整備いたします。3目は、防災行政無線、同報系の再免許申請手数料で、4月に更新通知があったことから、新規計上させていただきました。 10款2項2目、9ページ上段の3項2目では、合わせて243万2,000円を計上させていただき、図書関係の備品を購入するものでございます。これは元市貝町長、國井義慧様のご遺志によりご寄附いただいた浄財を活用し、各小・中学校へ合わせて200万円分の図書を購入し、(仮称)國井文庫を設置させていただきたいと存じます。残る43万2,000円は、図書を保管する図書ラックの購入代でございます。 4項1目では、不足する職員手当を追加計上し、5目は、図書館の空調設備の故障個所を修繕するものです。 次に、これらの財源となる歳入について申し上げます。 5ページにお戻りください。 15款及び16款は、消防団の力向上モデル事業補助金を除き、保育士等の処遇改善に係る補助金であり、事業費の2分の1から4分の1が補助されます。 15款3項3目消防費委託金は、事業費の金額が補助対象となります。 19款は、小・中学校の(仮称)國井文庫設置費用を基金から繰入れいたします。 最後に、6ページの20款は、特定財源充当後に不足する一般財源を計上しております。 以上が令和4年度市貝町一般会計補正予算(第4号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、本案が原案のとおり可決されますようお願いいたします。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 荒井議員。 ◆1番(荒井和一)  よろしくお願いいたします。 私からは、8ページの6款2項1目林業振興費、先程町長から説明ありましたように、これ環境譲与税を使って管理をするということなんですが、この環境譲与税に関しまして、これから農林課としても森林の意向調査もやっておられるようなんで、この環境譲与税を使ってこれから森林経営の管理委託を続行するのかということと、今回この委託された業者と森林の面積についてちょっとお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  では、ただいまの質問に対しましてお答えいたします。 この環境譲与税を使った事業なんですけれども、まず意向調査を実施しまして、自分で今後も管理していくですとか、管理できないので町のほうにお願いしたいということの意向調査を実施いたします。 この田野辺地区につきましては令和2年度に調査を行いまして、町のほうに管理をお願いしたいという面積が約10町歩ございました。今回はそのうちの1.93ヘクタールを行うわけなんですが、作業的には今回は間伐、この10町歩のエリア内のまずは間伐を行いまして、残りの約8町歩につきましては雑木除去等の作業を順次年次計画、まだ決まっておりませんけれども、年次計画を立てまして10町歩の山林整備を行っていくという考えでございます。 ちなみにこの場所なんですが、田野辺地内の西側が田野辺・刈生田線、町道、南側と東側が県道の芳賀・茂木線に囲まれたエリアでありまして、北側が日環のリサイクルセンターがあるところまでの山林のうちの10町歩を整備していく中の、今回につきましては1.93ヘクタールを整備するということで補正のほうをお願いしたところでございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  荒井議員。 ◆1番(荒井和一)  私、環境譲与税について、先の一般質問の中でも元気な森づくり県民税と環境譲与税、これ二重課税じゃないかなというお話もありました。確かに、税務課長さんがいらっしゃるのでちょっとお聞きしますけれども、令和9年まで元気な森づくりの課税があります。令和6年のときから森林環境譲与税の課税が発せられます。 私は運用状況はかなり違うと思うんですが、この町民の皆様が、2つの頭に森林がつくと、これ何で森林というので税金2つも取られるんだろう、そういうときの説明はどのようになさるのか、せっかくですので、お聞きしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(山川英男)  滝田税務課長。 ◎税務課長(滝田弘行)  それでは、荒井議員さんからのご質問についてお答えいたします。 こちらの新たに今度令和6年から創設されます森林環境税、あと現在町のほうにも頂いております森林譲与税ということで、二通りの税金が森林というような形のくくりでいうと、一般の方からすると本当に二通りのお金を、二重にお金を取られてしまうということの何か素朴な疑問があるということで、先週もお話させていただきましたが、こちらにつきましては既存で県民のほうに年額700円でかかっていたとちぎの元気な森づくりの県民税、こちらは県が主体となって、これまで町にお金を頂きながら事業をしておりました。こちらについては継続してまだ県のほうでその使用使途のほうを説明をしながら、町のほうの実施主体のほうについても住民に説明をしながら継続してまいります。 また、国が今度始めます森林環境税につきましては、また国として大きな問題である管理放棄された森林の適正な管理ということで、森林というくくりですと同じような内容とかぶるということを言われるところを、うまく国で国税、県税を切り離しながらというか、使用の使い道を明確にしながら納税者の皆さんにご説明をした上で、そういったお金の使途なども今後は公表するような形で、納税者の皆様に理解をいただきながら、事業をおのおの進めていくということでありますので、国、県、また委託を担います市町村などの実施主体のほうで丁寧な説明をしながら、今後も進めていくことになるかと思いますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  ここで暫時休憩といたします。 再開は午後1時とします。お願い申し上げます。                         (午前11時59分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  少し時間が早いんですが、再開いたします。                          (午後零時58分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  午前中に引き続き質疑をお受けいたします。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功です。 歳出のほうの一番上の2款1項7目、この中で50周年記念ということで11月3日に開催する予定だということをお聞きしましたけれども、この開催する規模、何人ぐらいを招待するとか記念品なんか何人分ぐらい用意するのかとか、大体で結構ですけれども、そんなことをお聞きしたいと思います。 もう一点は、9款1項2目の林野火災の備品についてのお話を伺いましたけれども、具体的にはどういう備品を購入予定なのかお聞かせください。 以上2点です。お願いいたします。 ○議長(山川英男)  軽部総務課長。 ◎総務課長(軽部修)  ただいまのご質問に対し、お答えをいたします。 町制施行50周年式典につきましては、現在の予定でございますが、11月3日に開催を予定しております。 時間につきましては午前10時から、できましたら1時間程度で開催しようと考えております。 場所につきましては町民ホールということで、出席者、受賞者、来賓者、招待者につきましては、コロナ感染症対策のために招待者は極力制限したいとは考えております。 参考までに、10年前に町制施行40周年記念式典の時には、来賓・招待者合わせまして42名の出席をいただいたところなんですけれども、人数につきましては極力制限をして開催することとして予定はしております。受賞者につきましては14名程度を考えております。 開催につきましては、当然のことですけれども、換気と基本的な感染対策を徹底して開催する予定でございます。 2点目の、消防の備品購入の件でございます。 今年の3月に立て続けで3件の林野火災が発生いたしました。焼失面積は約6.2ヘクタール、消防車の出動は延べ39台、団員の出動延べ人数は289名でございました。今後も予想されます林野火災に備えての訓練を計画しておりますが、その訓練に必要な備品の購入の補正でございます。 内容としましては、背負い式水のうを45基、それから小型ポンプ用の自動中継弁を7基、異径媒介金具を3個、それからホースを6本、管そうを2本ということで補正額を計上させていただきました。 答弁は以上です。 ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。 園部議員。 ◆6番(園部弘子)  6番、園部弘子です。 2点ほどお伺いいたします。 まず1点目が、3款2項児童福祉費の中の22節償還金利子及び割引料の711万円につきまして、ご説明で令和3年度子育て世帯への臨時特別給付金の返還金141万円と、同じく令和3年度子育て生活支援特別給付金返還金57万円というご説明をいただきましたが、その内訳、大体何人分ぐらい予定していて、何人分ぐらいが余ってしまったために返還になったかというご説明をお願いいたします。 もう1点は、7款1項商工費の中の3目観光費、12節委託料450万円につきまして、芝ざくら公園指定管理委託料が1,496万2,000円という決算額がありまして、今年は芝ざくらまつりが新型コロナウイルスの影響で中止となり公園を開放したという決算報告書に書いてありますが、この分は多分駐車場代が入ってこなかったためかなと予想はつきますが、450万円という数字に対する積算根拠についてお伺いいたします。 以上です。 ○議長(山川英男)  川上こども未来課長。 ◎こども未来課長(川上和幸)  それでは、1点目のご質問に対してお答え申し上げたいと思います。 この返還金につきましては、二本立てということで、まず1つ目の子育て世帯への臨時特別給付金、こちらにつきましては、ゼロ歳から高校生まで一律1人当たり10万円を給付したものとなります。昨年度につきましては、予算として1,570名に対しまして支出額が1,561名ということで、9名分が残となっております。 そのほか、事務費として約150万円の予算を盛っていたところ、事務費として支出されたものが約100万円ということで、こちらで50万円ほど残が出ております。 もう1つの、子育て生活支援特別給付金のほうになりますが、こちらについては低所得の子育て世帯ということで、やはりこちらもゼロ歳から高校生までの児童を養育している世帯に、こちらは5万円の給付です。で、こちらについては低所得の子育て世帯ということで、市町村民の税の均等割が非課税の世帯に対して給付をしたものであります。 予算としましては、180世帯ということで900万円を見込んでおりましたが、実際に支出した世帯が66世帯ということで114世帯減となっております。こちらについてはかなり大きく減となっておりますが、予算を取った段階でこちらは国の率、急遽のこの事業だったものですから、国としまして児童数に対して一律、国のほうで約15%を見てくださいということで指示がありましたので、それを基準にしまして180世帯の予算計上しておりましたが、現実的には66世帯しかなかったということで、大幅な返還金が生じているところでございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ただいまのご質問に対し、お答えさせていただきます。 7款1項3目12節委託料450万円、芝ざくら公園指定管理委託料についてでございます。 今年もコロナ禍のためにまつりは中止ですが、公園のほうを開放させていただいたところです。駐車場料金につきましては、昨年度までは車1台500円を今年から1人300円に変更させてもらったところです。その結果、駐車料金としましては、1,369万3,500円の収入でございました。昨年に比べますと1.8倍ほどの収入増となっております。 そのほか、直売所の売上げが430万円程度、レストランはなの売上げの収入が450万円程度、合わせまして収入といたしましては2,254万3,490円ということでなりました。ここで端数調整させてもらって、2,250万円とさせていただきますが、2,250万円の収入のうち公園開放の経費として1,670万円、それを差し引きますと580万円の収益だったというところです。 それに加え、あと、この収益から町と協議会との年度協定によります小修繕、20万円以下の小修繕が12件、そして廃棄物処理等々を行って、それの支出が230万円、580万円の収益に対してその小修繕等が230万円、差し引きまして350万円が残ったというところです。それに町からの当初予算での指定管理料が1,000万円ですんで、それを合計しますと1,350万円。芝ざくら公園の全体の公園の年間管理料、これは1,800万円必要なものですから、差引き1,350万円から1,800万円を差し引いた450万円が不足するというところで、この額を補正させていただいたところでございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。          (「はい、分かりました」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。 高徳議員。 ◆11番(高徳義男)  11番、高徳です。 私のほうからは、まず6ページの一番下なんですが、今回の補正はほとんど繰越金で賄われていたわけなんですが、この繰越金の状況、現在までどのような状況になっているか、これの説明をお願いしたいと思います。 それから1点、8ページの一番上の6款1項の5目農地費の負担金補助及び交付金の中で、説明だと町単独土地改良事業費補助金37件分の不足額を計上しているというんだけれども、この37件分というのは非常に件数的に多いんで、その補正に至るまでの見積りというか、そういう考えが少し甘かったんじゃないかな、こんなふうに私なりに捉えているんですが、ここら辺のところの225万円の補正額の説明、ちょっとお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ただいまのご質問に対し、お答えさせていただきます。 繰越金の状況でございます。 令和3年度の剰余金が、町長にも説明あったとおり9億599万5,000円です。そこから翌年度へ繰越しすべき財源として9,659万9,000円、これ差し引きますね。差し引いた残りが実質収支です。8億939万6,000円。8億円のうち、地方財政法に基づきます剰余金の2分の1以上は基金へ積み立てることになっております。実質収支の2分の1した額が4億469万8,000円です。そうしますと、ちょうどその同額が補正財源として活用しているところです。 そこから、4億円のうち当初予算に計上したのが1億円。そうしますと差引き、当初での使用可能な補正財源としては3億469万8,000円です。そこから、6月の議会の第1号の補正予算から今回の補正後まで、こうして繰越金を使用させてもらっているわけですが、今回使用した残り、これから使用可能な繰越金は2億5,620万円ということになります。 以上です。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  では、2点目のご質問に対しましてお答えいたします。 この町単独の土地改良事業補助金につきましては、申請がないとなかなか件数とか金額が分かりませんので、当初予算のほうでは1件の申請15万円と見込みをしまして、10件分、150万円で計上をしてございます。 これまでに8件、約83万円の支出がございました。今後の見込みを土地改良区のほうに確認をしましたところ、今後約290万円の申請があるだろうということで、その不足分225万円につきまして、今回補正をお願いしたところでございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。 川堀議員。
    ◆7番(川堀哲男)  私からも2点質問させてもらいます。 まずは、8ページの先程同僚議員からも質問ありました6款2項1目の林業振興費の、田野辺地区に1.93ヘクタール、森林環境税を利用して整備するということで説明を受けたんですけれども、内容は分かりましたけれども、その環境譲与税をもし利用した場合に、今後何かこう制約みたいなもの、何年間はそのまま個人のものにしてくださいとか何か制約あるのかなと思うんですけれども、そういうのはあるんだかないんだか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 それと、9款1項3目の消防施設費の中で、11節の役務費の中で手数料、防災行政無線の免許取得のために手数料を支払うということですけれども、これ何人で、またその免許取得が今現在職員の中では何人ぐらいいるのか伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  では、まず1点目のご質問に対しましてお答えいたします。 今回1.93ヘクタールの整備ということで、調査を行ったエリアの中では10町歩という面積があるんですが、残りは順次整備をしていくわけでございますけれども、この譲与税を使った山の整備のエリアに対しまして何か制約があるのかということでございますけれども、県のほうからはそういった制約があるということは聞いてはございませんので、特にはないものと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  軽部総務課長。 ◎総務課長(軽部修)  それでは、2点目のご質問に対し、お答えをいたします。 こちらにつきまして、電波法に基づく無線局の無線設備の防災無線の再免許申請とはご説明申し上げましたが、実際には検査の手数料になってまいります。ですから、免許ではなくて、検査のための手数料ということです。 今回の検査は同報系、移動系ではなくて同報系の防災行政無線の検査の手数料ということになります。 説明は以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  ほかに。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 私からは、まず、8ページの一番下のところからお聞きいたします。 10款2項2目の17節ということで、備品購入費で187万円ということで、國井文庫ということで元町長からご寄附を頂いてというようなことの説明がありましたけれども、これは各小学校に購入する本なのかなとは思うんですが、どういったものを考えていらっしゃるのかについてお聞きをしたいと思います。 また、9ページに10款3項2目の17節ということで56万円がありますが、こちらの件についても、どういったものを購入でお考えなのかお聞きをしたいと思います。 それと、一番下の10款4項5目の10節の需用費、これはどういった修理なのかについてお聞きをしたいと思います。お願いいたします。 ○議長(山川英男)  川上こども未来課長。 ◎こども未来課長(川上和幸)  それでは、第1点目の学校関係の備品についてご説明申し上げたいと思います。 まず、小学校費ということで187万2,000円を計上させていただいておりますが、購入の内容としましては、各小学校3校に1校当たり50万円程度の図書を購入予定しております。図書につきましては、今年度より会計年度任用職員の司書を配置しておりまして、1週間のうち2日間が中学校、残りの3日間を各小学校を巡回しているような形になっております。その司書の方を中心に、購入する図書を選定していただいております。 また、それ以外、学校にも図書担当の先生がおりますので、司書の方と先生と話し合い、また当然子供たちが読む本ですので、子供たちからもアンケート等をいただいて、そういったものを踏まえて今現在、要望が出てきておりまして市貝小で約270冊、赤羽小で230冊、小貝小で250冊程度の購入を予定しております。 そのほか、その図書を収める図書ラックということで本棚的なもの、そちらも購入する予定となっております。 それと、中学校費につきましても金額は同様になりまして、中学校でも50万円の図書購入予定ということで、こちらも先程同様の選定をしております。市貝中からは約200冊の要望が出ているところであります。 以上です。 ○議長(山川英男)  渡邉生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(渡邉隆憲)  それでは、3点目の図書館・歴史民俗資料館費の需用費、修繕料について内容をお答えさせていただきます。 今回の修繕につきましては、図書館の空調の建物の外にあります室外機なんですが、こちらの冷水・温水等を送るポンプが設置してございます。5月の点検の際に、そのポンプ部分から若干の漏水が発見されました。今回はその漏水をポンプとモーターの部分、分解して破損箇所の修繕、あとはパッキン等の交換等を行う予定でございます。 夏の間は漏水のほうもそれほど多くなかったので、水道料等もさほど影響がないということで、夏の間は現状で空調のほうを使いまして、今後空調が比較的必要なくなる季節に、こちらの修繕のほうを行いたいと考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第40号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第40号「令和4年度市貝町一般会計補正予算(第4号)」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第41号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第14、議案第41号「令和4年度市貝町介護保険特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第41号「令和4年度市貝町介護保険特別会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、保険事業勘定の歳入歳出に、それぞれ9万円を追加し、歳入歳出予算総額を10億509万円とするものであります。 まず、歳出から申し上げます。 4ページをお開きください。 1款1項1目12節につきましては、制度改正に伴うシステム改修委託料でございます。 続きまして、歳入について申し上げます。 3款事業費補助金につきましては、システム改修費補助金でございます。 7款繰入金につきましては、システム改修費不足分を一般会計から繰入れさせていただくものです。 以上が令和4年度市貝町介護保険特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、本案が原案のとおり可決されますようお願い申し上げます。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 川堀議員。 ◆7番(川堀哲男)  歳出の分で先程町長の説明で4ページ、歳出の制度改正に伴うシステム改修の委託料ということで説明を受けたんですけれども、その制度改正というのはどのように改正されたのか、意味がちょっと分からなかったもんで、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(山川英男)  小森健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(小森末夫)  それでは、ただいまの川堀議員のご質問にお答えしたいと思います。 こちらの制度改正と申しておりますのは、調査委員等の報酬の改正という意味になります。そちらの改正に伴い、現行使用しているシステムの書換えというか改修が必要ということで、改修費用としては大きくないんですが、半分が補助になるということで総額9万円なんですが、こちら一般財源としての繰入れと補助金の半額と合わせて9万円の補正ということになります。 私からの説明は以上であります。 ○議長(山川英男)  よろしいでしょうか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第41号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第41号「令和4年度市貝町介護保険特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(山川英男)  以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会いたします。                          (午後1時31分)...